【たった4店舗】“普通の王将”で満足できない人がハマる「おしゃれ王将」の正体とは全国にたった4店舗、オシャレな王将と言われる「GYOZA OHSHO」をご存じだろうか(写真はイメージです) Photo:PIXTA

現在、国内に4店舗のみ存在する「GYOZA OHSHO」をご存じだろうか。「餃子の王将」(王将フードサービス)の別業態なのだが、内装が洒落ていて、ドリンクメニューにはモヒートなどのカクテルもある。若い女性がターゲットなのかと思いきや、意外に男性やファミリーにも受け入れられているようだ。ここ数年、王将は数度の値上げでも好調が続くと伝えられている。客単価がより高いと想定される「GYOZA OHSHO」の人気はどんなものだろう。実際に店舗を回ってみた。(フリーライター 鎌田和歌)

つまみながら飲める長居しやすい王将
「GYOZA OHSHO」の正体とは?

 先日、東京・有楽町のガード下にある「GYOZA OHSHO 有楽町国際フォーラム口店」で飲んでいると、横に座っていた男性の2人客が感動したように「餃子の王将にこういう店があるのを初めて知った」「ここでいくらでも飲める」と話していた。

 アルファベット王将、オシャレ王将などと呼ぶ人もいる「GYOZA OHSHO」は現在国内に4店舗ある。内装が白と黒を基調に統一されており、店舗によっては吊るし照明などもある。王将とは思えないスタイリッシュな雰囲気で、カウンター席はちょっとしたバーのようにも見える。

 雰囲気からして若い女性やカップルをターゲットにしたと思いきや、男性の1人~複数客や、ファミリーも多くいると感じられる。女性も入りやすい全世代向け王将というか、中華料理屋をファミレスっぽく仕上げた雰囲気がある。また、これは筆者が酒好きだからそう思うのかもしれないが、つまみながら飲みやすい雰囲気があるのは断然「GYOZA OHSHO」だ。