また、最近の脳科学によると、人間の向学心や好奇心は、18~19歳ごろにピークを迎えるという研究結果が出ています。
中学生や高校生から、「どうして勉強する必要があるのか?」と質問されたとき、僕は、次の2つのことを話しています。
「勉強する理由」
納得のいく2つの答え
【勉強をする理由】
(1)「選択肢」が増える。
「勉強をするのは、人生の選択肢を増やすため、好きなように生きるためです」。
「たとえばスキー場へ行ったとき、スキーを滑ることができれば、滑って楽しむことも、見て楽しむことも、どちらでも自分で選ぶことができますよね」。
「でも、スキーの滑り方を学んでいなければ、ただ見ていることしか選択できません。どちらがいいですか?自分で選べるほうが楽しいですよね」。
「勉強もこれと同じで、何かについて知っているほど、人生の選択肢は増えます。勉強はしんどいことですが、勉強した分だけ選択肢が増えて、いろいろな物事を自分で選べるようになります。選択肢が増えれば増えるほど、人生は楽しいと思うのです」。
「学んで知るから、人生の選択肢が増える。そして、たくさんの選択肢の中から選ぶことができるから、好きなように生きることができる。人生一度きりだったら、好きなように生きたいとは思いませんか?」。