(2)「生涯収入」が高くなる。
「18歳、19歳くらいまでにきちんと勉強をした人は、勉強しない人よりも生涯収入が高くなります。これは科学的にも証明されているファクトです。同じ仕事をするなら稼いだほうが、その分選択肢も増えて、得ですよね」。
「だとしたら、高校生までの間に、勉強する習慣をつけたほうが得。生涯収入が上がるか上がらないかは、君たち次第です」。
![書影『「教える」ということ 日本を救う、[尖った人]を増やすには』(角川新書、KADOKAWA)](https://dol.ismcdn.jp/mwimgs/c/7/200/img_c73263188ba3dae9c1f4719b8d16e67594621.jpg)
出口治明 著
18歳、19歳の感受性の鋭いときに学習習慣や学習意欲を身につけて、「学ぶことは楽しい」「知ることはおもしろい」という感覚を覚えると、自転車の乗り方を一生忘れないのと同じで、社会人になっても「おもしろい」という記憶が残って、一生学び続けます。
そして、社会人になっても学び続ける人は、単純にいえば、上司からかわいがられるので出世しやすく、生涯給与も普通の人よりずっと高くなります。
高校生から大学生の初期のころまでに、「知らないことを学ぶのは楽しい」「わからないことが腹落ちすると気持ちがいい」という感覚を身につけると、その後の人生においても、好きなことができて、その上、経済的にも満たされるようになるのです。
楽しく豊かな人生をおくるには、幼児期から18歳、19歳までの学習習慣が決定的な役割を担っているのです。