米アルファベット傘下グーグルニュースのバイスプレジデント兼ゼネラルマネジャーであるシャイレシュ・プラカシュ氏が辞任した。コンテンツ提供元との関係で中心的な役割を担っていた。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。グーグルと報道機関の間では、検索エンジンによるトラフィック誘導やコンテンツの利用方法を巡って対立が続いており、プラカシュ氏の辞任には注目が集まる。プラカシュ氏は2年前に米紙ワシントン・ポストからグーグルに入社。ワシントン・ポストでは10年以上にわたりデータとテクノロジーを統括した。コンテンツ提供元がトラフィックの減少に直面し、グーグルによるコンテンツ利用への対価を求める中、プラカシュ氏はこうした不満に理解を示していた。また、グーグルニュースの製品開発とエンジニアリングを統括する一方で、検索や生成人工知能(AI)に関する変更について報道機関幹部との橋渡し役を務めていた。
グーグルニュース幹部が辞任、メディアとの連携役
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