西日本で灘に次ぐ中高一貫校という地位を確立しつつある西大和学園。その2025年入試において、関西在住者以外の受験生だけに許された“裏ワザ”ともいえる受験術がある。最高6回も西大和学園の入試にチャレンジできるのだ。特集『わが子が伸びる中高一貫校&塾』の#13では、その方法をお届けする。(ダイヤモンド編集部 宮原啓彰)
西では灘に次ぐ東大合格者を輩出
女子が入れる学校では全国最多の東大合格者
日本における大学の最高峰、東京大学の合格者数でしのぎを削る全国の名門中高一貫校。その西の代表格といえば、まずは何といっても灘だ。そして、それに次ぐ学校として、急成長を遂げた奈良の西大和学園の存在感が増している。
2024年大学入試では現役・浪人を合わせて71人が東大に合格。なお京都大学は同29人、国公立大学医学部医学科は同32人だ。この東大合格者数は、筑波大学附属駒場(筑駒)の90人に次ぐ全国5位。しかも、1位の開成から4位の筑駒まで全て男子校のため、必然的に西大和学園は女子が入れる共学校としては最も東大合格者を出している学校になる。
西では灘に次ぐ中高一貫校という地位を確立しつつある西大和学園に、25年入試において、関西在住者以外の受験生だけに許された“裏ワザ”ともいえる受験術がある。端的に言えば、最高6回も西大和学園の入試にチャレンジできるのだ。次ページで、その詳細をお届けする。