パワハラやセクハラが横行するような職場は別ですが、そこから逃げたいというような動機で転職するより、今の仕事を好きになる努力をし、意義を見出し、本気で真剣に取り組んでみたらどうでしょうか。
大田嘉仁 著
稲盛さんは、「自分こそが自分の人生の作り手です」と教えています。たった1回しかない貴重な人生です。しかも、自分の心は自分のものであり、自分でしか変えられません。今の仕事を好きになれるかどうかは、自分次第なのです。
そして、間違いなく自分が「人生というドラマの主人公」なのですから、自分で主体的に仕事を好きになる努力をし、その意義や価値を見出すべきなのです。
そうすれば、稲盛さんが「仕事に惚れる、仕事が好きになる、だから打ち込むことも続けることもできる」と教えているように、仕事が面白くなり、自然と本気で頑張ろうと思うようになります。すると成果も出て、周りの人から喜ばれ評価されるようになり、さらに仕事が面白くなるという好循環が始まるのです。