「もう疲れすぎて家事なんてイヤ」「料理がめんどくさすぎて死にそう」──そんな悩める人たちにおすすめなのが「はじめて楽しく料理ができた!」「プロの味に救われた!」「もう献立に迷わない!」と絶賛されている『厨房から台所へ』と志麻さん初の著書『志麻さんのプレミアムな作りおき』だ。特に『厨房から台所へ』は新聞書評で東大教授が絶賛。志麻さんの手にかかると、冷蔵庫にある食材が、ふだん食べられないプロのレシピに大変身。まさに魔法使いだ。これさえ覚えておけば、平日多忙なお父さんお母さんも、尊敬の眼差しを浴びるかもしれない。3時間で15品以上作るという志麻さん。今回は「涙が止まらなかった」と話題の『厨房から台所へ』の担当編集が大人も子どもも大好きな志麻さんのとっておきレシピを紹介する。(構成:ダイヤモンド社・寺田庸二、レシピ撮影:三木麻奈、著者撮影:難波雄史 初出:2019年2月11日付け記事を一部修正し掲載)
志麻さんのルーツとは?
2017年2月3日にテレビで「伝説の家政婦」志麻さんと出逢ってから、はや7年が経とうとしています。
デビュー作『志麻さんのプレミアムな作りおき』 (第5回「料理レシピ本大賞in Japan 2018」料理部門で「入賞」)はベストセラーとなりました。
『沸騰ワード10』(日本テレビ系)で注目された驚きの料理テクニックが注目された後、NHK『プロフェッショナル 仕事の流儀』では、その人間性にもスポットライトが当てられました。これにより、
志麻さんとは一体どんな人物なのか?
驚きの料理術はどうやって培われたのか?
日々どんな生活を送っているのか?
といった、興味が高まったのです。
そこで、志麻さんが初めて書き下ろした料理エッセイが『厨房から台所へ――志麻さんの思い出レシピ31』です。
デビュー作『志麻さんのプレミアムな作りおき』とは違い、今回の本は、志麻さんのルーツとなった思い出レシピが志麻さんの波乱万丈のエピソードとともにわかり、つくり方とコツが見るも鮮やかな写真で語りかけてくる本です。
透明感あふれる志麻さんの知られざる文体をじっくり味わいながら、志麻さんの厳選レシピでおいしい料理が食べれるという、かつてない本です。
今回は、「志麻さんの思い出レシピ31」を、実際に撮影に立ち会い、デビュー作から伴走している担当編集者のコメントつきダイジェストで紹介していきたいと思います。