「モノが多すぎる」お宅の6つの特徴

「モノが多すぎる」お宅には次のような特徴があります。

1.棚という棚からモノがはみ出している
2.S字フックで何でもぶら下げている
3.パイプハンガーにも直接かけたり、ぶら下げたりしている
4.お菓子のカンカン、100円ショップのプラケース、箱や紙袋など「入れモノ」が多い
5.収納の上にさらに棚や引き出し、カゴなど収納を乗せている
6.部屋のあちこちにモノが積み上がっている

1万件以上片づけたプロに聞く「モノが多い」お宅の6つの特徴書籍『1万軒以上片づけたプロが伝えたい 捨てるコツ』14,15ページより引用
拡大画像表示

みなさん心当たりはあるでしょうか?
1~6を一言でいうと、「収納スペース以上にモノがある状態」です。
モノがあふれているから、あちこちに積み上げざるを得ないし、床やテーブルの上にも置くしかない。
フックを使ったり箱やカゴなどの収納を追加するなどして、とりあえず収めていくしかない。となると「入れモノ」もどんどん増えていく。こうしてモノと収納は増えていき、空間を圧迫していきますので、ちゃんと片づけても、どうしても限界はあります。

実のところ、住んでいるご本人からすると日常の風景なので、あたりまえすぎて「モノが多い」という事実に気づいていないケースがほとんどです。

ですので、自分の部屋が「6つの特徴」に当てはまっていると気づくだけでも、大きな前進だったりします。

「そっか、片づけが苦手だと思っていたけれど、単にモノが多かっただけなのか」

こんなふうに気づきを得て、捨てるスイッチが入ったという依頼者さんもいます。
原因がわかったことで気持ちが軽くなり、あとは対処するだけと安心して片づけに取り組めたのだそうです。

みなさんも自分の部屋を見回して、家がどのような状態にあるのか確認してみましょう。
ここからが片づけのスタートです。