相場の動きをグラフ化したもの

 私が現在、FXのトレードで使っている4つの基本チャートとその使い方を紹介しましょう

 チャートにはいくつもの種類があり、100以上にものぼります。単純に取引価格の動きを表す「ローソク足」が代表的なものですが、相場の方向を表す「トレンド系」、買われすぎ・売られすぎを表す「オシレーター系」それぞれの何十種類とあります。
 1つや2つだけでは判断を誤ることが多く、逆に10も20使うと混乱してしまいます。どのチャートを組み合わせて使うかが、「テクニカル分析」のもっとも重要なポイントなのです。

4つの組み合わせで十分

 「トレンド系」のチャートはローソク足と組み合わせて表示されるものが多く、たくさん表示するとごちゃごちゃしてしまいます。「オシレーター系」はローソク足とは別の枠で表示されるため、2つも3つも遣うとそれぞれの枠が狭く、見づらくなります。
 私は個人投資家であれば4つから5つくらいのチャートを組み合わせて使えば十分だと思います。具体的には、「ローソク足」をベースに、「トレンド系」のチャートを2つか3つ、「オシレーター系」のチャートを1つ組み合わせるのです。

私は現在、
1. ローソク足
2. 移動平均線
3. ボリンジャーバンド
4. RCI(アールシーアイ)

 の4つを使っています。これらの組み合わせでエントリーや決済のタイミングなどを判断するのです。