NEWS小山慶一郎の実姉としてもお馴染みで、TVやYouTubeでは豪快なキャラで人気の料理研究家「みきママ」。節約しつつも豪華に見える美味しいレシピは、子どもの心と頭と体の栄養素をとことん考え抜いたすぐれもので、ママたちからの支持を集めている。そのおかげもあってか、長男は昨春東大に現役合格。小学生から大学生までの3人の子供を持つみきママが考案した、小中高生の成長を促進する肉料理レシピを『みきママ やり抜きごはん』(主婦の友社)より一部抜粋・編集してお送りする。
忙しくて何品も作れないとき
必要な栄養をとるには
簡単でいい。栄養をそろえる!脳を働かせる糖質と、体をつくるたんぱく質、体調をととのえるビタミン・ミネラルがとれればOKなんです。バランスがくずれると不調がやってくるから、気を付けて!
栄養バランスを計算するのは大変。簡単な目安としては、1日に「片手にのる肉」「両手にのる野菜」を食べるとおぼえて!
成長期にいちばん不足させたくないのは、たんぱく質。だからといって、肉ばっかりはよくない!たんぱく質の消化は体に負担がかかります。ごはん+お肉+野菜を食べると、体の中でエネルギーが効率よく作られるんです!
たんぱく質満点の
「カラフル野菜の黒酢酢鶏」
低脂肪・高たんぱくな優秀ヘルシー食材・鶏肉のたんぱく質は消化吸収率がよいのが特徴。さらに、たんぱく質代謝や神経機能・ホルモン作用をサポートするビタミンB6も豊富です。脂肪分が少ないため、体重管理をしたいとき、筋肉をつけたいときにもおすすめの食材です。
酢には食後の急激な血糖値上昇の抑制、消化吸収の促進、脂肪燃焼、便通改善など、さまざまな健康効果があるといわれています。うまみも豊富な黒酢を使って、お店の味に!
鶏もも肉… 1枚
塩、こしょう…各少々
パプリカ(赤、黄)…各1/2個
ピーマン… 2個
A
黒酢…大さじ3
しょうゆ…大さじ1.5
砂糖…大さじ2.5
B
かたくり粉…大さじ1/2
水…大さじ2
【作り方】
1 具材を切る
鶏肉は大きめの一口大に切り、塩、こしょうを振る。パプリカとピーマンは、縦8等分に切る。
2 焼く
フライパンに鶏肉を皮目を下にして並べ、中火で焼く。皮がパリッとしたらひっくり返し、野菜を加えて蓋をし、2分ほど蒸し焼きにする。
3 調味する
Aを加えて煮からめる。まぜ合わせたBを回し入れ、とろみがついたら完成。