ジョー・バイデン米大統領は、日本製鉄による米鉄鋼大手USスチールの買収を阻止する判断を下した。USスチールを米国所有にとどめるとした約束を果たした格好だ。外国企業の対米投資を審査する対米外国投資委員会(CFIUS)は、この141億ドル(約2兆2000億円)規模の買収を巡り安全保障上のリスクについて審査したものの、意見がまとまらず、2024年12月23日にバイデン氏に判断を委ねていた。バイデン氏は先に、USスチールが外国に所有されることに反対すると表明していた。*この記事は更新します