米電気自動車(EV)大手テスラの2024年の販売台数は前年を下回った。しかし同社の時価総額は約53%上昇している。深く考えすぎないことだ。同社の価値はもはや自動車販売に基づいているわけではない。勢いづくテスラは2日、幸先の悪い新年のスタートを切ったようだ。10-12月期(第4四半期)の販売台数が期待外れだったことを受け、株価は下落した。販売台数は49万5570台で、ビジブル・アルファのコンセンサス予想51万2300台を約3%下回った。これにより、2024年通期の販売台数は179万台となり、23年の181万台を下回った。ビジブル・アルファのデータによると、テスラの年間販売台数が減少したのは初めてだ。