米半導体大手エヌビディアのジェンスン・フアン氏は今週開催されたテクノロジー見本市「CES」で聴衆を喜ばせたが、それは同社が望むような理想的な聴衆というわけではなかった。毎年恒例のCESで基調講演に登壇したエヌビディアの共同創業者で最高経営責任者(CEO)のフアン氏はいつもの黒革のレーシングジャケットではなく、光沢感のあるものを着用するなど、普段とは違う姿を見せた。同氏は新たなゲーム用プロセッサーや、大きなサンドイッチほどのサイズの人工知能(AI)スーパーコンピューターなどの製品を紹介したほか、人型ロボットや自動運転車に関する新たな取り組みを発表した。自動運転車については、初の数兆ドル規模のロボット産業になるとの見方を示した。
エヌビディア、データセンター以外にも注目集めるべき理由
自動運転やロボット工学に関する事業で広がる新たな機会
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