「頑張っているのに、結果がついてこない」「必死に仕事をしても締め切りに間に合わない」同僚は次々と仕事を片付け、成果を出し、上司にも信頼されているのに、「なんでこんなに差がつくんだ……」と自信を失ったとき、どうすればいいのでしょうか?
ビジネススキルを発信するTikTokのフォロワーが19万人を超え『コンサル時代に教わった 仕事ができる人の当たり前』の著者である「にっしー社長」こと西原亮氏に教えてもらった「超優秀な人が秘かにしている仕事のコツ」を本記事で紹介します。
「仕事ができる人」は人生をコントロールできる
「仕事ができる人になる」ことは、「自分の手で人生をコントロールできる人になる」ということです。
仕事は人生の大部分を費やすものであり、その仕事の仕方を変えることで人生の幸福度が大いに変わります。
もちろん「仕事が大好きな、仕事人間になれ!」ということではありません。
私が発信するSNSに寄せられる視聴者コメントのほとんどが「仕事の悩み」です。
「そもそも仕事をしたくない」「認められたい」「成長したい」「給料を上げたい」「上司とのコミュニケーションが辛い」など、多くの方が悩み苦しんでいます。
しかし、そのほとんどは「仕事ができる人」になることですぐに解決できます。
仕事ができるようになれば、仕事の時間を最小化できます。
もし職場が合わなければ、自分に合う職場へ転職したり、フリーランスとして独立したりすることも可能です。脱終身雇用化している日本社会においてこの流れは顕著になっていくはずです。
また、コロナ禍を機に便利な環境(デジタルツール、リモートワークを推進する社会)が劇的に整っていく中、いつでもどこでも仕事ができる環境は、「いつでもどこでも仕事をせざるを得ない環境」と表裏一体です。仕事とプライベートの境界線はますます薄くなっていくでしょう。
ワークライフバランスやウェルビーイング(Well-being)という言葉が浸透し「仕事だけの人生になりたくない」と思っている人が世の中の大半です。
しかし、「仕事なんか適当でいい」というスタンスでは、いつまでたってもプロフェッショナルとして成長することができません。
仕事を軽視し、プライベートを重視しすぎると、短期的には楽しくても、いつまでたっても自分の人生をコントロールすることができません。その結果、長期的に見るとプライベートにかける時間もお金も脅かされることになるのです。
死を意識することで生を実感できるように、実は仕事ができる人になることが、プライベートを充実させる一番の解決策になります。
あなたが自分らしい人生を歩むためにも、今日からあなたの「当たり前」を、少しでもいいので、ぜひ変えてみてください。
(本記事は『コンサル時代に教わった 仕事ができる人の当たり前』の一部を抜粋・編集したものです)