頑張っているのに、結果がついてこない」「必死に仕事をしても締め切りに間に合わない」同僚は次々と仕事を片付け、成果を出し、上司にも信頼されているのに、「なんでこんなに差がつくんだ……」と自信を失ったとき、どうすればいいのでしょうか?
ビジネススキルを発信するTikTokのフォロワーが19万人を超え『コンサル時代に教わった 仕事ができる人の当たり前』の著者である「にっしー社長」こと西原亮氏に教えてもらった「超優秀な人が秘かにしている仕事のコツ」を本記事で紹介します。

仕事ができない人は「なんとなくノートを使う」。仕事ができる人はどう使う?Photo: Adobe Stock

A4ノートを横に使う

コンサル時代、超優秀な上司のノートを見て、まず驚いたのは「ノートをヨコに使っていた」ことです。

もちろん、横型のノートは数多く世の中に存在します。

とはいえ、学生時代から使い慣れ、仕事でも使うノートといえば、縦型がほとんどのはずです。

ノートの大きさも一般的なB5サイズ(縦が約26センチ)ではなく、一回り大きなA4サイズ(縦が約30センチ)でした。

大きなノートをヨコに使う。はじめて見たときは「デッサンでもするのでは?」と思うほど、馴染みのない使い方でした。

ノートを買うとき、「いつでもメモが取れるように」とポケットに入るサイズを選ぶ人も多いと思います。もちろん、目的次第で小さいノートを使ってもよいと思います。

しかし「仕事ができる人になる」ために大切なのは、ノートを使って「やるべき仕事が一目で把握できる仕組み」をつくることです。

そのために必要なのは「横書きで使える範囲の広さ」となります。A4ノートをヨコ型で使うことで、圧倒的に視認性が高まるのです。

また、左から右へ書くことで、カテゴリごとに関連性が整理され、一目でわかるようになります。

たとえば、「今日のTODO」を整理する際でも、「上から下」に書くタテ型より、ヨコ型の方がTODOの関連性がパッと見てわかりやすいのです。

A4ノートは、手軽に入手しやすいノートで最大のサイズです。できる限り書ける範囲が広いものを選ぶことで、1冊のノートにさまざまな情報を集約できます。

(本記事は『コンサル時代に教わった 仕事ができる人の当たり前』の一部を抜粋・編集したものです)