キャリアや人生に関して悩むことってありますよね?話題の書籍『奇跡が起きる 毎朝1分日記』の著者、三宅裕之氏は、「未来を描きたい方にお勧めの、誰でもできる簡単な方法があります」と言います。前回の記事では、未来を描く際に「7年後の自分」をイメージし、実現可能性や方法に囚われず自由な想像力を活用する重要性についてご紹介しました。今回は、その具体的な実践方法の一つとして、「趣味を起点に未来を描く方法」について掘り下げます。本記事では、毎朝たった1分の行動で奇跡を起こす方法についてまとめられた『奇跡が起きる 毎朝1分日記』より、本文の一部を抜粋・再編集してお届けします。
目の前に広がる可能性を無限に引き出す方法
前回ご紹介したのは、たった1分でできる「未来を描く」方法でした。7年後の自分をイメージし、目の前に広がる可能性を無限に引き出す方法です。
お手元にノートを用意いただいて、目標とする未来の自分の姿をイメージします。未来といっても幅がありますが、想像してほしいのは「7年後の自分」です。
「自分は10年後を書きたい」と思われる方は10年後でもかまいませんが、私のこれまでの経験上、「7年後」が遠すぎず、近すぎず、ちょうどいいと感じるケースが多いので、本連載では「7年後」で進めていきます。
まずは、ノートなどに下記の9マスの表を書いてください。書き込むスペースを大きく取れるよう、表の幅はページいっぱいに。表をコピーして、日記に貼りつけてもかまいません。一般的な大学ノートを使っている方は、9マスの表を1ページに書いていただいていいですが、A5サイズなどやや小さいノートを使っている方は、見開き2ページを使って大きく表を作っておくと書きやすいでしょう。
次に、「ありたい自分の姿」を、中央のマスに書き込みます。これは言わば人生のテーマ。あなたが世の中にどんな貢献をしたいか、どんな存在でありたいかを、まずは未来の自分のど真ん中に据えます。
例えば「多くの人が自分らしく生きれるようにする!」など少しだけ抽象度の高いテーマを作ります