趣味を起点に広がる未来の可能性

 未来を描く際、私が特にお勧めするのは、「趣味・余暇・遊び」から始める方法です。

 純粋に「自分がやりたいこと」をイメージすることで、気持ちが前向きになり、自分らしい未来像を描きやすくなります。

 たとえば、「こんな趣味を始めてみたい」「こんな体験をしてみたい」といった具体的な思考がスタート地点になります。そして、その趣味を起点に次のような問いが自然に広がっていきます。

「そのためにはどんな仕事をしているといいだろう?」
「どんな場所に住むともっと楽しめるだろう?」
「どれくらいの収入が必要だろう?」

 このように、趣味を出発点とすることで、他の未来像や具体的な行動イメージが膨らみます。

感情を意識した目標設定

 未来を描く際には、目標に感情を結びつけることが大切です。特に「仕事・社会貢献」の欄を埋める際には、「世の中にどんな影響を与えたいか」「どんな貢献がしたいか」を意識しましょう。

 また、各欄を埋める際には「その結果、どんな感情を得たいか」を考え、それをノートの中央に記入してください。たとえば、「年収1億円」と目標を立てた場合、その結果得たい感情として次のように書きます。

「自分の好きなことができてうれしい」
「お金の心配がなくなり安心する」

 こうすることで、目標が単なる数値ではなく、自分の内面と結びついた具体的なイメージに変わります。

未来を描く力で人生を変える

 未来を描く力は、人生を豊かにし、可能性を広げるための鍵です。

『奇跡が起き毎朝1分日記』のメソッドを活用すれば、その力を日々簡単に鍛えることができます。ポイントは、「実現可能性」や「方法」を気にせず、自由に未来を描くこと。そして、感情を意識することで目標に命を吹き込むことです。

「手元のノート」と「たった1分の時間」が、あなたの未来を劇的に変える第一歩となります。7年後のあなた自身に期待を持ち、自分らしい未来を楽しみながら描いてください。どんな未来を選ぶかは、すべてあなた次第です。