誰しも悩みや不安は尽きないもの。寝る前にイヤなことを思い出して、眠れなくなるなんてことも……。そんなときの助けになるのが、『精神科医Tomyが教える 50代を上手に生きる言葉』(ダイヤモンド社)。ゲイのカミングアウト、パートナーとの死別、うつ病の発症……苦しんだ末にたどり着いた、自分らしさに裏づけられた説得力ある言葉。心が落ち込んだとき、そっと優しい言葉を授けてくれる“言葉の精神安定剤”で、気分はスッキリ、今日一日がラクになります!
※本稿は『精神科医Tomyが教える 50代を上手に生きる言葉』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。

【精神科医が教える】「運がいい人」はやっている…ワクワクを引き寄せるたった1つの秘訣Photo: Adobe Stock

ワクワクする人生は自分で作る

 ワクワクした人生を送りたい、ワクワクすることが欲しいと考える人は多いです。

 でも、それを他人や環境に期待するのは間違いだと思います。ワクワクするというのは、自分がワクワクすればいいだけの話です。

ワクワクは待っていても来ない

「ワクワクすることがない」と言う人がいますが、それは何もしていないからではないでしょうか。ワクワクすることは、空から降ってくるものではありません。

 自分から動いて、興味を持ち、いろいろ試してみることで初めて見つかるものです。

 ご飯を食べたいなら、自分で食べる行動をしなければなりません。それと同じように、ワクワクしたいなら、ワクワクするための行動を起こす必要があります

ワクワクする人は行動している

 ワクワクする人生を送っている人は、好奇心旺盛で、いろいろなことに手を出しています。新しいことに挑戦し、人と話し、自分を変えようとしています。

 何もしないで待っているだけでは、ワクワクすることはやってこないのです。

 何かに飛び込んでみる、誰かと話してみる、生活の中で少し変化を加えてみる。そんな小さな行動の積み重ねが、ワクワクする人生につながるはずです。

運も自分でつくる

「運がいい」と言われる人は、実はたくさんの行動をして、その結果としてチャンスをつかんでいます

 成功した部分だけを見て「運がいい」と思うかもしれませんが、その裏には数え切れないほどの試行錯誤があるのです。

 運もワクワクも、自分が動いてこそ手に入るもの。ただ待っているだけでは何も変わりません。

休むことも大切

 もちろん、疲れたときは受け身でいいと思います。ボーッとして何もせずに過ごす時間も大切です。でも、ワクワクしたいとき、何かをつかみたいときは、自分から動くことが必要です。

 人生は、自分でつくるものですから、どんな生き方をするのかは、自分で選べるのです。この認識を持つことで、より幸せに生きられるようになるはずです。

※本稿は『精神科医Tomyが教える 50代を上手に生きる言葉』(ダイヤモンド社)の著者による特別原稿です。