米上院情報特別委員会は、トゥルシー・ギャバード氏の国家情報長官への指名を僅差で承認した。ギャバード氏は戦闘経験のある退役軍人で、ハワイ州選出の元民主党下院議員。トランプ氏を支持する「MAGA(メーク・アメリカ・グレート・アゲイン、米国を再び偉大に)」保守派の間で人気を集め、共和党上院議員らも概ね支持している。ギャバード氏は委員の一部が抱いていた懸念を払拭した。それは、同氏が米諜報能力に関する知識に欠け、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領やシリアの失脚したバッシャール・アサド大統領など外国の指導者を、自身が率いることになる米情報機関の判断よりも支持しているような過去の発言に関してだった。同氏は自身の経歴や見解に関する「うそと中傷」に反論した。
米上院委、ギャバード国家情報長官指名を承認 本会議採決へ
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