米当局者らは、ロシアとの和平交渉にウクライナが参加すると表明した。ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、他国から押し付けられる形での和平合意には応じないと警告していた。ミュンヘン安全保障会議に合わせて開かれた先進7カ国(G7)外相会合に出席した外交関係者によると、マルコ・ルビオ米国務長官はウクライナの外相に対し、米国はロシアとの交渉からウクライナを遠ざける意図はなく、そうすることは愚かだと述べた。また米国のウクライナ・ロシア担当特使キース・ケロッグ氏は15日、トランプ政権の考えについて詳しく説明し、ロシアとウクライナが直接交渉を行い、米国が仲介役を務めることになると語った。