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締め切りに追われてストレスを溜め、業務効率が落ちる人もいれば、余裕をもって仕事を進めている人もいる。後者が共通に実施している、誰でもすぐに実施できる方法がある。（モチベーションファクター代表取締役 山口 博）
締め切りに追われている人と
余裕で仕事を進めている人とは何が違うか
山積するタスクを抱えて、いつも忙しそうにして、キリキリしているようにみえる人がいる。いつも気を張り詰めていて、慌ただしく動き回っている。期限間近になると、ピリピリしているようで、話しかけることもできない。締め切りに追われているタイプだ。
一方で、いつ見ても、余裕しゃくしゃくで、仕事をこなしている人がいる。落ち着いていて、期限間近に慌てていることなど見たことがなく、話しかけやすい。余裕しゃくしゃくで仕事を進めているタイプだ。
締め切りに追われている人と、余裕をもって仕事を進めている人は、いったい何が違うのだろうか。このように申し上げると、締め切りに追われている人は、「仕事の量が多い」「真剣に取り組んでいる」「デキる人だから仕事が集中している」という意見に接する。
もちろん、そのような側面もあるかもしれないが、余裕で仕事を進めているタイプが、より多くの仕事を真面目にさばき、より高い成果を上げている例は、周囲を見渡すとあちこちに見られることに気づくに違いない。
締め切りに追われている人が、いつもストレスを抱えていて、そのストレスが業務効率を低下させて、さらに忙しくなるという悪循環に陥っているケースも、よくある。
実は、余裕をもって仕事を進めているタイプの人が、共通して実施していることがある。誰でもすぐに実施でき、それさえできれば、締め切りに追われてあくせくする状況から脱却できる方法だ。
