変化の時代こそ、
接する技術を向上させるべき

 技術進歩や社会情勢の変化で、否応なしに新しい存在と直面しなければならない時があります。そんなとき「接する技術」は私たちの進化のスピードを維持する手助けをしてくれます。

 新たなグローバル化が指摘される今、日本国内の産業も海外に市場を求めたり、マーケットの新しいニーズを発見したりする必要があります。

 これまで企業が蓄積してきた「内部の情報」だけでは、取り残されてしまうのです。だからこそ、「接する技術」は、これからビジネスマンが活躍できるか否かの指標となる可能性があるのです。

 福沢諭吉の人生は、まさに「接する技術」の集大成のような印象を与えます。サムライの時代からガス灯で洋装の時代への急激な変化、その変化の波を常に飛躍に変えてきた諭吉は、自分の外にある存在に接することを恐れる精神がなかったからこそ、人生を大きなものにすることができたのではないでしょうか。

次回は5月23日更新予定です。


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