鈴木博毅
なぜ、今『失敗の本質』なのか? これから読むための7つのヒント【書籍オンライン編集部セレクション】
日本人はなぜ、追いつめられると戦略思考ができなくなるのか。旧日本軍の敗戦から今日の企業不祥事・社会問題まで、今も昔も日本的組織が抱える問題には共通点が多い。教条主義、反省部屋、員数主義、上意下達、言葉狩り、責任逃れ……問題解決をはばむ「日本病」の正体とは? 15万部のベストセラーとなった『「超」入門 失敗の本質』の著者が、日本軍の敗因を分析した名著を読み解く。

ジャニーズを支配した「得体の知れない空気」とは?日本人のための「ムラ社会」脱出法
ジャニーズ事務所による記者会見で話題になった「得体の知れない空気」という言葉。なぜ私たちは空気に抵抗できず、支配されてしまうのか。日本のあらゆる組織に巣食う「日本病」の正体とムラ社会からの脱出法を説く。

戦地で反省部屋!? 戦後77年たっても変わらない、組織を蝕む「日本病」とは?【書籍オンライン編集部セレクション】
日本人はなぜ、追いつめられると戦略思考ができなくなるのか。旧日本軍の敗戦から今日の企業不祥事・社会問題まで、今も昔も日本的組織が抱える問題には共通点が多い。教条主義、員数主義、言葉狩り、責任逃れ……問題解決をはばむ「日本病」の正体とは?

ダイヤモンド・プレミアム(有料会員)ならダイヤモンド社のベストセラーが電子ブックでお読みになれます!月ごとに厳選して提供されるダイヤモンド社の話題の書籍から、ここでは一部を抜粋して無料記事としてお届けします。全体をお読みになりたい方はぜひダイヤモンド・プレミアム(有料会員)にご登録ください!今回は2020年5月提供開始の『「超」入門 失敗の本質』。転換期で飛躍するために、『失敗の本質』から打開策を学んでいただけます!『失敗の本質』著者・野中郁次郎氏も推薦!

第19回
アップルを生んだ、ジョブズの「独自の正義」とは?
スティーブ・ジョブズがアップルIIを開発できたのはなぜか。日本で、アマゾンやAirbnb、Uberなど新しいビジネスが生まれにくいのはなぜか?

第18回
「日本スゴイ論」が破滅への道である理由
ちまたでよく目にする「日本はすごい」という論調。自国を愛しても、その素晴らしさだけに酔うことは多くの危険をはらんでいる。日本しか知らないことは、実は日本をまったく知らないことでもあるのだ。

第17回
日本人論の名著『「空気」の研究』が教える同調圧力に押し潰されない4つの方法
集団に「空気」が醸成され、強力な同調圧力になったとき、その空気を破壊するにはどうすればいいのか。日本人論の名著『「空気」の研究』から、空気を打破する4つの方法を紹介。

第16回
日本の会議で「多数決」を正しく機能させる2つの方法
日本の会議では、多数決原理を誤用し、意思決定が歪められている。異論を封じ込めず、空気に左右されず、正しく意思決定を行うにはどうすればいいのか?

第15回
日本では、なぜすぐに「世論を誘導する力」が働くのか?
何か事件があると、講釈師がたくさん現れ、事実は時に歪められる。日本という国に作用する不思議な「何かの力」とは?

第14回
戦時中「竹槍ではB29を落とせない」と言った空気を読まない人はどうなったのか?
戦時中、日本では竹槍でアメリカの爆撃機B29を落とそうとする訓練が行われていたという。物理的に考えれば届くはずがないのに、竹槍で戦う「空気」はどう生まれたのか? 「水を差す」人はどうなったのか?

第13回
日本で、場の「空気」に「水」を差せない本当の理由
独立話が盛り上がっても、ある人が「先立つ資金がない」と水を差せば、その場の空気は消えてしまう。しかし、時間がたてば、また同じような空気が生まれる。空気にいくら水を差しても、再び空気が現れるのはなぜか。

第12回
私たちはメディアによって知らぬ間に「感情」を操作されている
フェイクニュースのようなウソの報道でも、繰り返されれば、私たちの「物の見方」は大きく影響を受ける。メディアは「空気」を生み、大衆の感情を操作する装置である。今こそ、私たちは空気による大衆扇動の仕組みを知るべきだ。

第11回
日本人の思考は、3つのパターンで乗っ取られる
日本人は相対的に問題に対処することが苦手だ。公害が起きれば、「公害=絶対悪」で、絶滅すべき、工場は全部止めろという破壊的な結論になりがち。こうした思考は、日本人が「空気」に操作されやすい特徴と大きく関係している。

第10回
日本人が組織のウソや矛盾にダマされやすい理由
現実は相対的で、絶対化はできない。どんなに健康的な食べ物でも食べ過ぎれば害になるように、ほとんどのことには成立に条件が存在する。しかし、日本人はすぐに物事を絶対化し、頻繁にウソや矛盾を生み出している。

第9回
なぜ日本人はリスク管理で致命的な欠点を持つのか?
明治以降の日本人の中では、精神と現実が混然となったまま今に至っている。この「感情=現実」という感覚、自分が正しいと思うことが相手にも正しいと信じ、相手を自分と同一視する感覚は、一体どんな問題を引き起こすのか?

第8回
なぜ日本人は神社に行くと良いことが起きると感じてしまうのか?
日本人の思考と行動を支配する「空気」という存在。その正体を分析した山本七平氏は、「臨在感」という言葉を繰り返し使った。私たち日本人は、恐れや救済などの感情を因果関係と結び付けて考える習性があり、それによって思考停止に陥り、時に操られている。

第7回
日本人はなぜ「集団の考え」に染まりやすいのか?
日本では、どのムラに所属するかによって、「物の見方」や善悪の基準が大きく変わる。これは「いじめ」を引き起こしやすい構造であり、日本社会を歪める元凶ではないだろうか。なぜ日本人は集団の物の見方に感染してしまうのか。

第6回
なぜ日本では、ネットの集団攻撃が生まれやすいのか
テレビでは若手芸人が「空気を読め!」と先輩芸人から突っ込まれているのを多々目にする。番組で場を盛り上げようと空気を読むことに問題はないが、これはおぞましい「いじめ事件」の構造とも実は同じなのだ。

第5回
日本人が忖度から逃れられない、本質的な理由
ムラ社会では、それぞれの善悪がある。多くの問題は、悪vs悪ではなく、自分たちが信じる善vs善の対決だ。この終わりのない衝突から逃れるには?

第4回
論理的な議論がいつの間にか「空気」に支配されてしまう理由
日本では論理的に議論をしていても、なぜか次第に「空気」が生まれ、それに支配されてしまう。なぜ、いつの間にか「前提」が生まれてしまうのか?不祥事や悲劇は、なぜこの空気から始まるのか?
