【人気特集】コマツ・日立建機による建機シェア争奪戦の天王山は「鉱山機械市場」!建機ビジネスの「儲け方」と「日系の強み」を徹底解剖
人気の特集『建機 陥落危機 メーカー&商社“背水の陣”』。中国建機メーカーの台頭で、日本の「建機メーカーと商社」のタッグは曲がり角に差し掛かっています。日本勢は世界中に張り巡らせたディーラー網による保守サービスを強みとし、交換部品の供給などで高収益を上げてきました。しかし、中国勢とのシェア争いに敗れれば、過去の「強み」も「ドル箱」も同時に失いかねません。第2次トランプ政権の誕生で、王者の米キャタピラーの攻勢も強まりそうです。背水の陣に立つ日本勢の生き残り戦略の真価を明らかにします人気特集と連載を振り返る『見逃し厳禁!編集部イチ推し 人気特集』では、2本の記事を紹介します。(ダイヤモンド編集部・情報は記事公開時点のもの)
建機メーカーにとって、鉱山機械の市場が膨らんでいる。地政学リスクに伴う資源価格高騰により需要が拡大しているためだ。資源開発は総合商社が得意とする領域でもある。利を追い掛ける商社が、成長を続ける巨大市場に目を付けないわけがない。鉱山機械業界には世界最大の建機メーカー、米キャタピラーが君臨しているが、近年コマツは肩を並べつつある。特集『建機 陥落危機 メーカー&商社“背水の陣”』の#5では、キャタピラーの力量と、相対するメーカーと商社の戦略を明らかにする。 >>記事を読む
コマツと日立建機の2023年度の営業利益の各6割は部品の供給とアフターサービスが稼ぎ出している。建機のメンテナンス支援で利益を生む業態は、世界各地に代理店網を築いた日系の建機メーカーや総合商社の強みを生かすことができ、多大な利益もたらしてきた。このシステムをさらに改良できるかどうかが、激化する中国メーカーなどとのシェア争奪戦での勝敗を分ける。特集『建機 陥落危機 メーカー&商社“背水の陣”』#6では、メーカーと商社が構築してきたスキームと今後の課題をつまびらかにする。 >>記事を読む
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