電話で日時や電話番号などを聞き取るときは、間違いを防ぐためにメモを取るだけでなく、復唱して確認することが重要です。確認するときは「それでは復唱いたします」などと断った上で復唱しましょう。

相づち
そうですか

さようでございますか

 相手の話を受けて相づちを打つときは「そうですか」ではなく「さようでございますか」と言うと丁寧な印象を与えることができます。「さよう」は左様・然様と表記し、「その通り」「そのよう」という意味を持ちます。

電話を取り次いでもらうとき
尊敬語の使い方に注意しよう

取り次いでもらう
○○様に代わっていただけますか

○○様はいらっしゃいますか

 こちらから電話をかけ、取り次ぎをお願いするときは、「恐れ入りますが、○○様はいらっしゃいますでしょうか」「恐れ入りますが、○○様をお願いできますでしょうか」などと言います。「○○様はおられますか」は謙譲語に「~られる」を付けているので尊敬語として使うことはできません。

 なお、担当者がわからないときは「恐れ入りますが、○○のご担当の方をお願いできますでしょうか」と尋ねます。

 例文)恐れ入りますが、○○様はいらっしゃいますでしょうか。

 もっと言い換えたいときは…

 お取り次ぎいただけますか

 こちらも取り次ぎをお願いするときの表現です。

 例文)○○様にお取り次ぎいただけますか。