不在
○○さんはお休みをいただいております

○○は休みをとっております

 身内は「○○さん」と呼ばずに姓のみで呼ぶか、部長の○○のように役職名+姓で呼ぶ必要があります。

 また、お休みの「お」は休むという行為に対する丁寧語であり、身内に敬語を使っていることになるのでNGです。

 さらに「いただく」を使うのも誤りです。「いただく」は、「もらう」の謙譲語であり、社外の人に対して「自分の会社から休みをいただいた」という意味になってしまうからです。

 このケースでは「○○は休みをとっております」「○○は本日休んでおります」などが正しい返答例です。なお、「旅行中」「病気療養中」など、休んでいる理由を伝える必要はありません。

 もっと言い換えたいときは…

 本日は休みでございまして、申し訳ございません

 電話に出られないことをお詫びするフレーズです。「○日には出社いたしますが、いかがいたしましょうか」などと続けるのもよいですね。

 例文)本日は休みでございまして、申し訳ございません。お急ぎのご用件でしょうか。

聞き間違い防止
繰り返します

復唱いたします