米実業家で世界一の資産家のイーロン・マスク氏は政治献金について、もはや続ける必要がなくなったとして削減する計画を明らかにした。カタール経済フォーラムのビデオインタビューで「政治献金に関しては、今後は大きく減らすつもりだ」とし、「もう十分したと思う」と話した。マスク氏は2024年の米大統領選でドナルド・トランプ氏の選挙運動に巨額の資金を投じ、当選を後押しした。「将来、政治献金を行う理由があればする」としつつ、「今は理由がない」と語り、状況が変われば献金を増やし得ることを示唆した。マスク氏は第2次トランプ政権初期に「政府効率化省(DOGE)」のトップとして連邦政府機関の支出と人員を削減し、物議を醸した。
マスク氏、政治献金を削減へ
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