さらに、トップ100に加えて、新進気鋭のツールに焦点を当てた「Rookie of the Year」のランキングも紹介しよう。その結果は、以下の通りだ。

 トップとなったのは弥生給与Next。老舗のソフトメーカーである弥生がクラウドサービスの新ブランドとして立ち上げた「弥生Next」の第1弾として、23年10月から提供されている製品だ。同製品は全体でも23位と高い順位につけている。

 2位は、代理店(パートナー)との連携強化や売上増加を実現するためのPRM(パートナーリレーションシップマネジメント)ツールであるCoPASSがランクインした。

 有名サービスの派生ツールもあるが、この中から今後さらに知名度を高める“覇権ツール”が生まれるかもしれない。

 とはいえ、新しいITツールが続々と誕生する中で、自社に最適な製品をうまく選び出すのは至難の業。世間の評判や利用者の生の声を参考にすることで、賢くITツールを活用していきたいところだ。