2位はゼロジャパンで335.8万円
3位はフォーシーズHDで337.5万円
2位は貴金属やブランド品の買い取りや販売を行うリユースショップの「ワンダープライス」を運営するゼロジャパン(埼玉県所沢市)。平均年収は335.8万円(従業員数106人、平均年齢44.0歳)だった。
同社は24年3月にTOKYO PRO Marketに上場したので、今回がランキング初登場。ランキングの対象である23年6月期の通期決算(非連結)は、売上高30億6500万円(前年同期比1.0%増)、営業利益2億700万円(同17.7%増)、純利益1億6000万円(同47.1%減)で増収減益だった。
24年6月期の通期決算(非連結)は、売上高35億1700万円(前年同期比14.7%増)、営業利益3億3300万円(同61.0%増)、純利益1億7400万円(同9.1%増)で前年比増収増益。個人買い取りや、ウェブ販売やオンライン・オークションの強化が奏功した。
3位は、化粧品や健康食品の通信販売などを手掛けるフォーシーズHD(福岡県福岡市)。平均年収は337.5万円(従業員数103人、平均年齢41.5歳)だった。
同社は23年版のランキング5位で、平均年収は364.8万円(従業員数114人、平均年齢は42歳)だった。今回、23年版よりも平均年収を27.3万円下げている。
4位は社名と同じ中華料理チェーン店を展開する東天紅(東京都台東区)で、平均年収358.2万円(従業員数162人、平均年齢40.7歳)。
23年版のランキングでは2位(平均年収322.3万円、従業員数197人、平均年収40.2歳)だったが、順位は2ランクダウンし、平均年収は35.9万円アップした。
5位は障がい者雇用支援や定着支援、精神科領域に特化した訪問看護サービスを手掛けるJSH(東京都中央区)で、平均年収361.3万円(従業員数427人、平均年齢44.8歳)。24年3月に東京証券取引所グロース市場に上場したため、今回がランキング初登場である。
6位以下は、平均年収300万円台が14社、400万円台が136社、500万円台が396社、600万円台が414社、700万円台が35社となっている。
ランキング完全版では、6位以下の全1000社の順位と平均年収を掲載している。
100円ショップのキャンドゥや家電量販店のコジマ、エディオン、JR九州(九州旅客鉄道)、オリエンタルランド、セコム、かんぽ生命保険、日野自動車、伊藤園、ローソン、マツダ、スズキなどがランクインした。ぜひ、完全版もチェックしてみてほしい。
(ダイヤモンド・ライフ編集部)