ドナルド・トランプ米大統領が上級補佐官らに対し、イラン攻撃計画をすでに承認したと17日夜に伝えていたことが分かった。事情に詳しい関係者ら3人が明らかにした。だがイラン政府が核開発プログラムを放棄するか見極めるため、最終命令は保留されているという。トランプ氏はホワイトハウスのシチュエーションルーム(作戦指令室)で、非公式な形で軍に指示を出した後、攻撃も選択肢の一つだと公の場でも発言している。同氏は18日、「どうするか考えはあるが、最終決定はまだ下していない。最終決定は期限の1秒前に下すのが好みだ」と記者らに述べた。関係者らによれば、トランプ氏は6日目に入ったイスラエルによるイラン攻撃に加わる可能性をちらつかせることで、イラン政府に要求を受け入れさせたい意向。だが米国による攻撃を検討していることを認めつつも、最終的にこれを見送る可能性もあるとしている。
トランプ氏、イラン攻撃計画を承認 最終指示は保留
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