ドナルド・トランプ米大統領は10日夜、カナダからの輸入品に対し、8月1日から35%の関税を課すと表明した。ホワイトハウス当局者は、米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)に準拠する製品については引き続き免除が適用されるとしながらも、この方針も変更される可能性があるとしている。トランプ氏はこれまでに、USMCAに準拠しない製品に25%の関税を課すとしていた。ホワイトハウスによると、カナダのマーク・カーニー首相に宛てられた今回の書簡は、この税率が35%に引き上げられたことを意味する。書簡はソーシャルメディアにも投稿されている。米国とカナダは7月21日の期限までに関税引き下げに向けた協議を行っていた。
米、カナダからの輸入品に35%関税 8月1日から
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