「現金不可」のレジに並んでしまった“現金派”…一発で尊厳を取り戻せる「カッコイイ対応」とは?写真はイメージです Photo:PIXTA

言葉は頼もしいパートナー。あなたに力や勇気や幸せを与えてくれます。「大人の言い換え力」に磨きをかけて、日常のピンチを華麗に切り抜けたり、果敢に立ち向かったりしましょう!(クイズ制作/石原壮一郎)

クイズ

 外回りの途中で飲み物を買おうとスーパーへ。ポケットの小銭で払うつもりで、財布を車に置いたまま店に入った。セルフレジで精算しようとしたら、店員さんに「こちらのコーナーは現金は使えませんが、よろしかったですか?」と確認された。

 入口の表示をうっかり見落としていたようだ。大人としてのカッコイイ対応はどれ?

(A)「うーん、ちょっと表示が見づらいですよね」と店側の落ち度を指摘する
(B)「えっ」とつぶいて表示をあらためてチェックしつつ現金可のコーナーに移る
(C)「ごめんなさい。ありがとうございます」と言って現金可のコーナーに移る

正解は……

C

× (A)「うーん、ちょっと表示が見づらいですよね」と店側の落ち度を指摘する
△ (B)「えっ」と呟いて表示をあらためてチェックしつつ現金可のコーナーに移る
◎ (C)「ごめんなさい。ありがとうございます」と言って現金可のコーナーに移る

解説

 スーパーによっては、同じセルフレジでも「現金使用可」と「現金不可(キャッシュレスのみ)」にコーナーが分かれているケースがあります。

 どの店でもコーナーの入口や床に、どちらのコーナーか大きく表示されていますが、うっかり間違えることもあるでしょう。

 大人としての真価が問われるのは、まさにそういう瞬間です。「ちゃんと書いとけよ、バカ!」と逆ギレするのは論外にせよ、Aの対応はそれと似たり寄ったり。小さなプライドを必死で保とうとしているみっともない姿をさらすことになるだけです。

 Bのように、何も言わずに現金可のコーナーに移っても問題はありません。しかし、ここはCのように己のミスを潔く認めつつ感謝を示すのが、大人の美学と言えるでしょう。