「この人、仕事ができるな」は、毎日のメールで決まる。「相手に間違ったニュアンスで伝わってしまう」「文面がこわいと言われるが、原因がわからない」「メールの返信に時間がかかりすぎて、1日が終わってしまう」。メール仕事には、意外と悩みがつきものです。本連載では、中川路亜紀著『新版 気のきいた短いメールが書ける本』(ダイヤモンド社)から編集・抜粋し、迷いがちなメールの悩みを解決するヒントをお届けします。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局)
8月のメールで使える季節の挨拶

ビジネスメールに季節の言葉を加えると、単調なやりとりが印象に残るものになります。まだまだ暑さが続く8月ですが、こんなフレーズをメールの頭や最後に添えてみてはいかがでしょうか。
◼︎残暑のご挨拶として
・残暑お見舞い申し上げます。
*8月7日ごろの「立秋」から残暑見舞い。暑さが続く場合は9月に入ってからも残暑と表現する。
◼︎立秋にふれる一言
・今日は「立秋」と聞かされ、暑さとのギャップをよけいに感じます。
◼︎夏休み前後のやりとりに
・夏休み前に、お願いのご連絡で申し訳ありません。
・夏休みはいかがでしたか。
・先週は夏休みをいただいておりました。
・夏休みをいただき、リフレッシュしてまいりました。
■夏の風景を添える表現
・外を見たら入道雲のガッツポーズに、元気をもらいました。
・昨夜、虫の声を聞きました。
・夕暮れにいくらか暑さがやわらぐ気配を感じます。
◼︎相手をきづかう表現
・厳しい残暑が続いています。
・残暑厳しい日が続きますが、お変わりありませんか。
・この暑さもあと少しでしょうか。
※本記事は『新版 気のきいた短いメールが書ける本』を一部抜粋・編集したものです。