人気アイドル知らない人に「そんなことも知らないの?」→相手を傷つけない言葉に変換!人間関係が良くなる「ふわふわ言葉」のすすめ

人から言われた言葉が自分の胸に刺さってつらい思いをしたという経験はありませんか?逆に、誰かからほめられたり励まされたりして、とても幸せな気分になったということはありますか?言葉にはとても大きな力があり、それが人を傷つけることもあれば、元気づけてくれることもあるのです。この記事は、『新時代の教養 人生がうまくいく コミュニケーション図鑑』(監修・斉藤徹、出版・Gakken)の一部を抜粋・編集したものです。

言葉の持つ力を日ごろから意識しよう

 人を元気にしたり、前向きにしたりする言葉を「ふわふわ言葉」、反対に人を傷つけたり、マイナスな気持ちにさせたりする言葉を「ちくちく言葉」  と呼ぶことがあります。

人気アイドル知らない人に「そんなことも知らないの?」→相手を傷つけない言葉に変換!人間関係が良くなる「ふわふわ言葉」のすすめ

「ふわふわ言葉」とは、たとえば「ありがとう」「素敵だね」「大丈夫だよ」「頑張っているね」「さすがだね」といった、相手に感謝や励ましなどの気持ちが伝わる言葉です。

「ちくちく言葉」は「ウザい」「キモい」「むかつく」「だまって」「どうせ無理だよ」などといった、相手を落ち込ませ、元気を奪ってしまう言葉です。

 こうした言葉を使うことは、まさに「言葉の暴力」と言えます。日常的に「ちくちく言葉」が使われている場所にいると、心がだんだん荒れて病んでいってしまう危険性があります。 

「ちくちく言葉」をなるべく言わず、「ふわふわ言葉」を使うクセをつけておくだけで、あなた自身はもちろん、周りの人間関係もおだやかになっていくことでしょう。

 大人になったら「ちくちく言葉」を使わないのかというと、そういうわけではありません。上司から部下、親から子ども……というように、大人も「ちくちく言葉」を使って人間関係を壊すことがあります。