オンライン対話で好印象な「見た目」をつくる3ステップの方法とは写真はイメージです Photo:PIXTA

コロナ禍の影響で、受験面接や就職面接もオンライン化が進んでいます。オンラインでのコミュニケーションスキルを上げるには、視覚を意識した非言語表現がとても重要になってきます。今回は視覚で認知するスキルの伸ばし方について解説します。(オリオンズベルトグローバル代表 小林音子)

国内外でオンライン高校が進化

 近年、社会の多様化に伴い、日本の高校も多様化してきました。これまでにはなかった形の高校が登場してきている中で、教育とテクノロジーとエンターテインメントを組み合わせた革新的なオンライン授業を行う高校が注目されています。

 オンライン高校やネット高校は通信制高校に分類され、生徒数は年々増加が続き、2022年度は23万8267人と発表されています。

 イギリスの教育支援団体が選ぶ「World’s Best School Prizes」のInnovation(イノベーション)部門で、3年連続で世界最高の学校賞として認定されているのは学校法人 角川ドワンゴ学園 N高等学校(以下、N高)です。N高は先進的な教育を行う学校として選出され、バーチャル空間にある学校の中で、生徒は自分の代わりとなるアバターを作り、VRで授業に参加したり、友達とコミュニケーションをとりながら、学園生活を送ります。まるでゲームの延長のような感覚で学びを得られ、子どもたちに魅力的な授業を提供する学校の進化は目を見張るものがあります。

 海外でもその傾向は同様で、シリコンバレーの最先端テクノロジーとトップレベルの教育が融合したスタンフォード・オンラインハイスクールの創立は日本でも話題になり、今では名門校の地位を確立しています。

 テクノロジーで学び方はもっと効率的になるのか?教育のスタイルが大きく変化していく中で、コミュニケーションの在り方がどう変わっていくのか、注目してみていきましょう。