体を動かさない仕事でもできたらいいなんていう人もいるけど、仕事したらそのぶん生活保護費から引かれるでしょ。薬代とか病院代とか考えたら10万円くらいにしかならない仕事ならしないほうがマシなんだ。

 年金をきちんと払ってなかったから、倒れたら生活保護になるんだろうなとは思ってたしね。ハハハハ。

優遇されすぎな生活保護が
自立の芽を摘んでいく

 生活保護は国民全員が平等に持つ権利の1つであり、年金と同じく、誰かが困ったときにみんなで支え合う制度です。本当に必要な方には行き届いてほしいなと考えています。

 この方は、不正受給しているわけでもないし、病気を治して働きたいともいっているので、受給されていること自体には、なんの文句もありません。

 ただ、生活保護は国民の税金から支払われていて、みんなが同じようにもらっているわけではないことを忘れないでほしいです。恩に着て生きろとまではいいませんが、もう少しだけ感謝の気持ちが見えるといいなと思ってしまいました。

 いまの生活保護制度は、受給者の働き控えを引き起こしてしまっています。

 生活保護は、薬代も医療費もタダと、とかく免除されることが多い制度です。ですから、働ける状態になったとしても、生活保護受給者の方たちは「働いたら損」と思って働くことを躊躇してしまうわけです。これでは、保護から抜け出すことができません。

 現行の仕組みでは、なんの落ち度もない生活保護受給者の方まで批判の目で見られてしまう可能性があります。それはよくないなと思うのです。

 国民全員が納得する制度でなくても、せめて、国民の半数以上が納得するような制度に変えていってほしいなと思います。

若さに任せて浪費した
69歳女性の深い後悔

年齢:69歳
性別:女性
職業:飲食店パート
家族:単身
以前の職業:飲食店パート
自宅:賃貸
年金月額:2万5000円

 年齢は69です。年金は65から受けとっています。いまも仕事をしています。ウェイトレスっていうのかな。洗い場と料理を出したりとか。