北朝鮮はここ数カ月で偵察衛星用ロケットの発射施設の建設を加速させている。それには港湾施設の新設も含まれており、ロシアからの新たな部品の輸送が促進される可能性がある。北朝鮮の西海岸にある西海衛星発射場の拡張により、鉄道で輸送する現在の方法に比べ、海路でより大型のロケット部品をより迅速に受け取ることができるようになると、安全保障の専門家はみている。北朝鮮は、西海衛星発射場の最近の拡張に関して公にコメントしていない。衛星画像分析会社ICEYEによると、同発射場の拡張は先月公表された衛星画像から明らかになった。その後、先週には、西海発射場の新たな港の衛星画像に大型船用の停泊所がある様子が映っていた。これは米シンクタンク、スティムソン・センター傘下のウェブサイト「38ノース」が先週公表した別の分析で分かった。
北朝鮮が衛星打ち上げ施設拡張、ロシアの支援頼り
新港整備でロシア製大型部品の入手を加速したい考え
特集
あなたにおすすめ