亜細亜大生の生活と性格
個性派や学業に黙々と打ち込むタイプは少なく、パッと見ても男女ともに華やかでオシャレな人が多い。1人で過ごす学生も一定いるが、高校のクラスのように数人でワイワイと楽しそうに話している姿をよく見かける。
亜大生は「サークルに入っていなくても他学部と仲がいい」(経済学部生)というが、それにひと役かっているのが学食などが入っているASIA PLAZAだ。「空きコマはアジプラで時間をつぶす。大学が狭いからここにみんな集まって、友達の友達がどんどん友達になっていく」(法学部生)。
居心地がよく授業が終わっても学校にしばらくいる人が結構いるという。愛校心というほどではないが「みんな学校が好きそう」(経営学部)という屈託のなさが、亜大生の特徴だと言えるだろう。
サークル加入率は5割程度。ただし学校側がインカレを禁止していることもあって、どこも内輪だけで盛り上がりがち。他大学のサークルとの交流は少ない。
学外者の出入りやメンバー勧誘のビラまきなどについては、学生自治組織である“学友会”の管理がうるさいとか。世界民謡研究会やハワイアン研究会などワールドワイドなサークルもチラホラ。元気なサークルとしては探検部が有名だ。幅を利かせているのは、バスケサークルや、ダンスサークル。硬式野球部は強豪として知られる。
学生生活については「先生は言えば助けてくれるけど、面倒見がいいという感じではない」(国際関係学部生)
「国際関係学部には留学目的で入ってくる人が多い。目標があって入学してくるので、授業態度が悪い人はほとんどいない」(国際関係学部生)
「留学志望なら選んで損はないと思う。むしろこの大学では、留学しないと損をした気分になるから不思議」(経済学部生)
「個人的には都心すぎず、郊外すぎずで地に足のついた学生生活が送れると思う。女性は社交的というか、明るい子が多いのですぐに友達ができるはず」(経済学部生)
といった声もあるように、真面目に授業に取り組む生徒もきちんといる。