経済学部
経済学科のみ。関西財界の重鎮を輩出してきた名門。毎週教授が学生との面会に応じるオフィスアワーがあり、教授と親しくなりやすい。出席を取らない授業が多く、不真面目な人は「チャラ経」と呼ばれる。「友達がいれば情報が回り、単位が取れる。輪から外れると留年する」(経済学部生)とのこと。経済学部OB組織「同経会」による海外インターンシップや工場見学なども充実。
商学部
商学科のみ。経済学部同様、関西財界での存在感は大きい。商学総合コースとフレックス複合コースがあり、第2外国語の有無や専門科目の履修時期が選べる。出席取りや課題がほとんどなく、「楽ショウ学部の呼び名がある」(法学部生)。
派手な学生、スポーツ推薦の学生が多く、やや差別されがち。簿記やFP講座など資格試験に関連する科目も卒業単位に算入でき、税理士など難易度の高い試験に対するバックアップもある。
グローバル地域文化学部
グローバル地域文化学科のみ。ヨーロッパ、アメリカ、アジア・太平洋の3コースに分かれ、地域の歴史・文化を学ぶ。アジア・太平洋は社交的、アメリカは遊び人系、ヨーロッパは目立たない人ばかり。語学の必修科目やレポート数が多く、単位取りはそこそこ大変。海外留学や国内フィールドワークを推奨。
政策学部
政策学科のみ。それぞれが関心のあるテーマに合わせて、法律から経済まで幅広い専門科目を修得する。単位取りはラク。本拠地は今出川校地の外れにある新町キャンパスのため、「隔離政策学部と学内で呼ばれることもある」(政策学部生)。
2年次の秋学期から卒業研究を見据えた演習が始まり、4~5人のチームでさまざまな社会の現場に出向くフィールド学習も行う。
理工学部
ハードウェアや人工知能など変化する科学技術を柔軟に学べ、10学科ある。文系の学生から「田辺工業大学」と別大学扱いされている節も。単位取りが最も大変で、特に化学システム創成工学、機械システム工学の2つは他学部生からも同情を買うほどの忙しさだとか。約半数が大学院に進学。