「なぜか運がいい人」が無意識に言っている口グセ写真はイメージです Photo:PIXTA

なぜかチャンスを引き寄せ、いいタイミングで人に助けられる。そんな「運がいい人」には、実は共通する習慣がある。本人は無意識でも、毎日の小さな行動が、“運を引き寄せる体質”を作っていたのだ。心理学の視点から、運の正体とその仕組みに迫る。※本稿は、黒川伊保子『運のトリセツ』(扶桑社)の一部を抜粋・編集したものです。

経営者や有名人などの
成功者に多い「運がいい人」

 トップ経営者や有名人などの成功者には、運のいい人が多いといわれています。あなたの周りにも、「買う予定だった服が、ちょうどセールになっていた」「会いたいと思った人に、偶然、駅で会って仕事のチャンスにつながった」「オフの日が、彼の休みと重なって、関係を一歩進めることができた」など、いつも何かと運がいい人って、いませんか。

 その人たちといると、ポジティブになるし、私たちも元気をもらえる気がするもの。その秘密は、実は「脳」の中に隠されています。

 まず、「運がいい人」たちについて説明します。

 私たちの脳の回路は、3%が顕在意識(編集部注/自覚している意識)のために、残りの97%は潜在意識のために使われているとも言われています。潜在意識でゲットしていることが、本人は気づかないだけでたくさんあるのです。

 カクテルパーティー効果と言われる聴覚の不思議があります。

 カクテルパーティのような(日本人なら駅の雑踏のような、のほうがわかりやすいかも)ザワザワする音の中で、その音量よりはるかに小さな声で自分の名前を呼ばれても気づく、という脳のフィルター効果のことです。