これ、潜在意識が、顕在意識の何倍も情報をゲットしていて、必要な情報だけを顕在意識に上げてくるから。潜在意識は、知らないうちに、けっこういい仕事をしているのです。

潜在意識の声を拾う力が
ツキを呼ぶ体質を作る

 家族の食を担う人たちは、知らないうちに朝、家を出る家族の体調変化を感知。無意識のうちに夕飯のメニューに反映されていたりします。

 私も、初夏なのに、今日はお鍋にしようと思い立った晩、お鍋をつつきながら、およめちゃんが、「なんだか今日は身体が冷えてて、お鍋、嬉しい」と言ったりします。そう言われてみれば、その朝、彼女の体調がふと気になっていたのを思い至ったり……。もしかすると彼女が風邪をひくのを阻止できたのかも。

 このように、「潜在域で感じたことを、顕在域に要領よく伝えられる」と、自分も周囲もうまくいくことに。結果、「運がいい人」になるわけです。

 潜在域で感じたことを、顕在域に要領よく伝えられる脳を持つ人は、病気知らずになる、ということだけでなく、あらゆることがうまくいくようになります。様々な出来事に対して事前に手を打っておけるので、人間関係や会社のトラブルも未然に防ぐことができます。

 さらに、スピリチュアルなこと、つまり目には見えない世界や、自然現象まで察知して動けるくらいの力を、運のいい人たちは持っているのです。

 この力、わかりやすく言えば「直感力が優れている」ということ。

 直感がよく働くとは、「感性の領域」である小脳と右脳がきちんと使えて、左脳にその信号を伝える脳梁という場所が活性化していることが条件です。

 脳梁を効率よく動かすためには、運動をしたり身体を動かしたりして小脳を鍛えることや、「気持ちを言葉にする」というクセをつけることが大切。

 それも、「美味しい」や「嬉しい」「あの映画はよかった」など、できるだけポジティブな言葉を使いましょう。

 運動し、感動を言葉に表わしたら、早寝早起きも鉄則。

 つまり、規則正しい生活が直感を磨き、運をよくすると言っても過言ではありません。

 私は企業コンサルタントをしているので、仕事柄、多くの事業家に会います。その中で、成功している組織のリーダーたちに共通していえるのが、「周囲を笑顔にする力がある」こと。

 これは、「運がいい」といわれる人たちに必ず備わった力なのです。