最初期モデル「T1」(アーリー)

ワーゲンバスと聞いて多くの人が思い浮かべるのがこのモデルでしょう。フロントのセンター下からボディサイドにかけて伸びるラインが特徴的。最初期モデルのため、ファンの間では「アーリー」と呼ばれます。
このタイプはツートーンカラーのイメージが強いですが、モノトーンのものもあります。Type 1(ビートル)をベースに開発されたため、エンジンはリアに配置されて後輪を駆動させるRR方式になります。
アーリーバスは窓ガラスがたくさんあるのが特徴。フロントガラスは左右2分割で、このウインドウを開けることができるサファリウインドウも存在。窓ガラスの数によって13ウインドウ、15ウインドウ、21ウインドウなどと呼ばれることもあります。
第2世代「T2」(レイト)

Type 2の第2世代は、第1世代のアーリーに対して、「レイト」と呼ばれています。フロントガラスはスプリットウィンドウから丸みを帯びた1枚ガラスになり、ボディサイドのガラスも大きく、枚数が少なくなっています。
レイトモデルは年代によって2種類の顔つきがあるのが特徴。上の写真は「アーリーレイト」と呼ばれていて、フロントのウインカーがヘッドライトの下に配置されています。

そしてこちらが後期型になる「レイトレイト」。フロントのウインカーがヘッドライトの上に移動しています。