人々は文字だけでなく映像でも人工知能(AI)チャットボットに質問をするようになっている。発疹の特定、庭の植物の識別、リンクトイン用のプロフィール写真編集などのために写真をアップロードしている。だが、AIとの画像でのやり取りが当たり前になるにつれ、ユーザーが自覚している以上の情報を共有している可能性がある。個人情報の専門家はそう指摘する。AI関連企業は画像のアップロードを一時的なものとみなすことが多い。だがAIとのやり取りが終わった後で画像がどう扱われるかは不透明だ。AIに画像をアップロードすることにはリスクが伴う。技術的なぜい弱性があるほか、AI企業の方針はばらばらで不明瞭、さらに将来どう使われるかが分からないためだ。