命を守るための76の知識をまとめた書籍『いのちをまもる図鑑』(ダイヤモンド社)が話題になっている。イラスト満載で子どもにもわかりやすく、クマに遭遇したときの対処法から、ノドに食べ物が詰まったときの応急処置まで、あらゆる危険から身を守る方法が網羅されている。
テレビで紹介されたことで話題となり、「子どもが夢中で読んだ!」「やけどをしたとき、本で学んだ処置が役に立った」など多くの口コミが寄せられている。
本書では、ネットで炎上するなど「人生の危機」を回避する方法も紹介している。この記事では、「ネットでやってはいけないNG行動」について、本書から一部抜粋してお届けする。(構成/ダイヤモンド社 金井弓子)

【突然訴えられることも…】ネットの知識が浅い人がやりがちな超NG行動とは?『いのちをまもる図鑑』本文より イラスト:室木おすし
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ネットでやっちゃダメなこと

SNSやアプリを使うとき、こんなことをしていませんか?
やってしまうと、警察につかまったり、たくさんお金をはらうはめになったりします。

著作権侵害

他人が作った作品を無断でネットにのせるのは「著作権侵害」という犯罪。
テレビやゲームの画面をのせるのもダメ!訴えられたら大金をはらわないといけなくなる。

誹謗中傷

ネットに悪口を書きこんで人を傷つけるのは、「名誉毀損罪」や「侮辱罪」という犯罪になる。
ハンドルネームを使っても警察にはバレる。

親に無断で課金

最初は100円ぐらい…の気持ちで親にだまって課金したら、積もり積もって数万円の請求がくることも!
課金は必ず親のOKをもらってから。クレジットカードを勝手に使うのは絶対ダメ!必ずバレる。

フィルタリングをしない

子どもが有害なサイトにアクセスしないためのフィルタリングは、かけられるとうざく感じるかもしれない。
しかし、SNSが原因で犯罪被害にあった子どものうち、フィルタリング設定していたのは、たった11.9%だった。

(本稿は、池上彰ほか監修『いのちをまもる図鑑』の内容を、抜粋・一部編集した記事です)