【3つの絶対NG行為】
スマホ使用はダメ絶対!
小林 まず1つ目は「スマホのながら運転」。もしかしたら青切符が始まって最初の1ヶ月とかは、注意だけで済ませてくれるかもしれないけど、そのときも住所確認はされると思ったほうがいいし、基本的には一発アウト。2つ目は「スマホの凝視」。例えばホルダーに取り付けてあるスマホを、たった1秒だろうが凝視していたら、ぶつけて事故が起きてしまう危険があるので。3つ目は踏み切りの無理な横断。命の問題はもちろんですが、電車が止まるなどは社会的にものすごく大きな影響がありますから。
佐藤 今教えていただいた3つ以外の違反、例えば2人乗りや傘差し運転、信号無視などは、一発アウトにはならない可能性があるということでしょうか?
小林 ちゃんと反省していて、事故が起きていなかったら、許してもらえると思いますよ。ただし傘を差しながら信号無視するなどの「複合パターン」は悪質とみなされるので、これは住所確認されるかもしれない。それを記録に残して、同じ人が違反を繰り返しているのが発覚したら、それは悪質とみなされて青切符の対象です。反省してないわけですから。
佐藤 今のお話は国民の多くが知らないというか、勘違いしてそうですよね。
小林 私たちは「事故を減らしたい」という一心で活動してます。もしも違反をしたら反省して、次から気を付けてほしいんです。警察が反則金目的にやってる、そのお金で警察は潤うつもりだ、みたいな声も聞こえてきますが、赤字ですからね。取り締まりの人件費のほうがはるかに高いので。