友だちが少なくても幸せに生きる人のマインド写真はイメージです Photo:PIXTA

「友だちが少ない=不幸でさみしい人」と思われがちだが、「社交的でコミュ力も高いけど、休日はいつも1人ぼっち」という人が意外と多いのだという。彼らは、人間関係をどのように捉えているのだろうか。元陸上自衛官のエッセイストが、友だちが少なくても幸せに生きる人のマインドを解説する。※本稿は、ぱやぱやくん『「誰かの気持ち」を考えすぎない』(扶桑社)の一部を抜粋・編集したものです。

1人でも休日を
楽しめる人の特徴

 友だちが少ない人は、社交性がないというよりも、さみしいという感情をあまり感じず、人間関係のトラブルをかなり嫌がる傾向にあります。

 自分らしく生きると、交流する友人が自然と少なくなり、休日はソロ活になります。

 さみしいと感じることが少なく、ソロ活の難易度が高いと言われる「1人焼肉」や「1人ディズニーランド」でさえ余裕です。

 さらには、1人の方が自分のペースで活動できると肯定的に捉えています。

 友だちが少ない人は、好きな人とだけ付き合いたいと考えており、「これだ!」と思う人とは親密に交流します。

 ただ、どうでもいい話には耐えられないため、飲み会などにはあまり行きません。

 だから、友人は少なくても問題ないと思っています。

友だちが少ない人は
「友人」という概念が希薄

 友だちが少ない人は、「会うのが楽しみ!」とワクワクする人としか会おうとしません。

 いままで仲が良くても、「なんかイヤだな」と思うと疎遠になっていきます。

 人と話すことが苦手というよりも、意味のないなれ合いが苦手です。特に、なれ合って自分の立場を確認し、誰かをバカにして安心するというコミュニティにいるなら、1人でいるほうがマシと考えています。