「毎日を気分良く過ごしたい」「他人に振り回されるのをやめたい」「自己肯定感を高めたい」……そんなあなたにおすすめなのが、日韓累計40万部を突破したベストセラー『人生は「気分」が10割 最高の一日が一生続く106の習慣』(キム・ダスル著、岡崎暢子訳)だ。本記事では、ライターの小川晶子氏に、「友人との距離感」についてご寄稿いただいた。企画:ダイヤモンド社書籍編集局)

【嫌な人あるある】「常に自分が主役でいたいかまってちゃん」が異様に気にしていること、ワースト・1Photo: Adobe Stock

Instagramの「いいね!」を強いる

 友人が「最近Instagramを見られなくなった」と言う。

 技術的なトラブルが発生したのかと思ったらそうではなかった。

 彼女の知り合い(Aさんとする)が、Instagram上で友だちをブロックしているのを見て怖くなったのだそうだ。

 Aさんは私生活に関する情報を赤裸々にアップしている。家族の悪口や、自分の病気のことなどだ。

「投稿を毎日見ているはずのBちゃんが、一切いいねしないんだよ? どう思う? 見るだけ見て何もリアクションしないとか気持ち悪いからブロックした」

 そんな話をされて私の友人は、「私も同じように思われてるのかもしれない」と考え、Instagramから遠のいたのだ。

 友人曰く、Aさんの投稿は愚痴も多く、反応しにくい内容が多いのだそう。悪口に「いいね」とは言いにくいし、高熱が出たときに体温計を載せているような投稿については心配するしかない。

「私の投稿を見たのになんでいいね! しないの?」なんて言われたらたまらないので、そもそもログインしないようにしているのだ。

 友人はAさんと特別に仲がいいわけでもなく、仕事上の関係というわけでもないので、そのまますーっと離れていくのが良さそうではある。

 Aさんからの話を聞いたわけではないので、本当のところはわからないけれど、あまりに「かまってちゃん」すぎるのではないだろうか。

さっさと縁を切るべき5タイプの人

 『人生は「気分」が10割』の中に「さっさと縁を切るべき人5タイプ」という項目があった。

1.相手の善意を利用する人
2.やたらと口を挟みたがる人
3.思い込みが激しすぎる人
4.陰口が大好物の人
5.ひどい気分屋の人
――『人生は「気分」が10割 最高の一日が一生続く106の習慣』(p.100-101)

 どんな人ともうまくやれるのが理想だとは思うけれど、一緒にいて消耗してしまう人と無理をしてまで一緒にいる必要はない。

 日々、気分良く過ごせることが一番大事だ。

 もし、あなたの周りにもこれら5タイプの人がいたら、離れてしまってもいいのではないだろうか。

 自分も含めて、本当に愛情を注ぐべき人に注ぐことができるように。

(本稿は、『人生は「気分」が10割 最高の一日が一生続く106の習慣』の発売を記念したオリジナル記事です)

小川晶子(おがわ・あきこ)
大学卒業後、商社勤務を経てライター、コピーライターとして独立。企業の広告制作に携わる傍ら、多くのビジネス書・自己啓発書等、実用書制作に携わる。自著に『文章上達トレーニング45』(同文館出版)、『オタク偉人伝』(アスコム)、『超こども言いかえ図鑑』(川上徹也氏との共著 Gakken)、『SAPIX流 中学受験で伸びる子の自宅学習法』(サンマーク出版)がある。