
「半導体」や「AI」「宇宙」「暗号資産」などは、いま投資の世界において話題沸騰中のキーワード。しかし、個別銘柄では何を買えばいいのか迷ってしまう人も多いかもしれない。そこで注目したいのが、旬のテーマに関連した株を複数組み入れた投資信託だ。ここでは「宇宙」「ロボット」関連のテーマ型投資信託を紹介するので、投資の参考にしてほしい!(ダイヤモンド・ザイ編集部)
「成長テーマ」に投資して大きく儲ける!
時間分散などで価格変動リスクを低減することは忘れずに
目下、市場で注目されているテーマといえば、半導体やAI、宇宙、ロボット、暗号資産、エンタメなど。関連株に投資してみたいと思っている人も多いかもしれないが、個別銘柄となると選ぶのが難しく、株価の変動も大きい。もちろん、資金もそれなりに必要になる。
この問題をクリアできるのが、最先端テーマの関連株を組み入れた投資信託だ。投資信託なら100円などの少額から投資でき、定額積立も簡単にできる。しかも、成長性の高い分野に投資するので、市場平均以上の高いリターンが狙える。
ただ、テーマ型の投資信託は、ブームが去った後に価格が下がりやすい――といったリスクがつきもの。そこで、失敗を防ぐために知っておきたい具体的な投資信託選びのポイントや、注意点をプロに聞いた。
まず、当然のことながら投資する前に成績などをきちんとチェックすることが重要だ。SBI証券の川上雅人さんは「投資信託の中でも、アクティブ型は同じテーマでも成績に差が出やすい。過去5年、3年、1年と複数の期間で成績がいい投資信託が有望です」と話す。
モニクル総研の篠田尚子さんは「月次レポートなどで組入銘柄をチェックし、投資信託のテーマとズレていないか確認することも大事だと思います」とアドバイス。
前述のように、テーマ型の投資信託は高いリターンが狙える一方、急落のリスクも高く、価格が乱高下しやすい。このリスクを低減するには「積立などで時間分散するのがおススメ」と川上さん。一つのテーマに資金を集中しすぎないこともポイントだ。