腰痛やひざ痛を改善したり、メタボ予防や、尿モレなどにも効果を発揮する「正座」ですが、巷では間違った認識から「正座はなるべくしないほうがいい」と言われているようです。今回はそんな「正座」にまつわるウソをご説明していきましょう。
私の足が短いのは
小さい頃に正座をしていたから?
こんにちは、「正座の金さんこと」聖和整骨院院長、金聖一です。
「正座の金」という言葉を聞いて、みなさんはどう思われたでしょうか?
私自身、正座のもつ驚きのパワーを知るまでは、正座は極力しないほうがいいもの、という認識でしたので、あまりいい印象はありませんでした。
「足がしびれる」「足の形が悪くなる」「ひざが痛くなる」「子どもの足が伸びない」といったことがまことしやかに広まり、「正座はどうしても必要なとき以外はしないほうがいい」という考え方が一般的になっていたからです。
なかでも、「正座をすると足が短くなる」というお話は、誰もが必ず耳にしたことがあるのではないでしょうか。だから、子どもには正座をさせないという親御さんもいる、と聞いたことがあります。
確かに、今は若い人たちの体型が変わってきたと言われています。
ひと昔前に比べると、スラリとしたモデル体型の人が増えてきました。
その理由として、「昔は正座をしていたから足が短かったけど、今は椅子の生活になったから足も長くなり、身長も伸びた」という理由を挙げる方も多いようです。
はたしてそれは本当なのでしょうか?