いざ、業務開始
習うより慣れよ!
一通り、書き終わった書類をパートさんに渡して業務開始。貸出ヘルメットをかぶり、業務説明を受けます。この営業所はこのエリアの1丁目から3丁目までの荷物を扱っており、番地ごとに荷物を置くラックへ伝票の住所を見ながら仕分けます。
エリア外の住所の荷物があったら「誤配」のラックに仕分ければOK。ラックに置く際、各ラックに置かれているスマホ型端末で荷物のバーコードをスキャンして荷物登録をするようです。
僕らが仕分けするのは、その日の午前中に配達する荷物だけ。なので、午後以降や翌日以降に配達日・時間が変更されている荷物はプリンターから出力された伝票シールを荷物に貼り、別ラックに仕分けます。着払いなどは別途、着払い用端末でバーコードをスキャンするといったような業務フローが口頭でざっくり伝えられました。
その後、指導係のパートさんと一緒に仕分け作業を何回かやってOKをもらい、僕1人での作業がスタート。いつものごとく、「習うより慣れよ」スタイルで作業を進めていきます。
業務開始当初は住所ごとのラックの場所がまだ頭に入っておらず、荷物の伝票の住所を見てもどっちの方向に進んでいいのか全くわかりません。無駄にあちこち動き回り、「2丁目30番地……ここか!」という具合に発見していく僕。
慣れないうちはこんなものですね。しょうがない。指定のラックを見つけ、端末でバーコードをスキャンして住所・宛先が端末に表示されたら登録完了です。
何度か仕分けをしていくと、だんだんラックの位置関係がわかってきて徐々に作業スピードアップ! と思いきや、今度は端末でバーコードをスキャンした際に見慣れない表示が出ました。
どうやらシステム上にその住所が登録されておらず、手動で入力しなきゃいけないみたい。業務説明をしてくれたパートさんに声をかけ、住所の入力方法を教えてもらいました。
しばらくやって慣れてきたので作業をしつつ、一緒に働いている方々の様子を観察。宅配便の制服を着た社員っぽい男性が1人いる以外は全員、女性。30代から60代ぐらいの方が5人ほど働いています。皆さん、割と慣れた様子なのでレギュラーのパートさんなんでしょう。いつもこんな朝早くからお仕事されているなんてすごいです。